当院の治療の特徴の一つは頭(脳下垂体・視床下部)の血流を増やす治療をします。なぜなら女性ホルモンは脳の命令を受けて分泌されているからです。妊娠が成立するためには、まず排卵(卵が育つ)です。視床下部・脳下垂体と卵巣の機能が低下すると、ホルモンの分泌が不十分となり卵が育たず排卵できなくなるからです。
実際に妊娠された方の多くは平均週1回、約6ヶ月~1年間通院されました。やはり定期的、継続的は治療は必要です。
自然妊娠を目標にしている方、人工授精や体外受精の補助療法として考えられている方など、ぜひ当院の治療を体験して下さい。できるだけ皆様の負担を少なくし、できるだ早く、一人でも多くの方を妊娠に結び付けられたらと願っております。
不妊症治療をご希望の方は必ず電話にてご予約をお願いします。
その際はお手数ですが「不妊症治療を受けたい」とおっしゃって下さい。
当院では鍼・灸に低出力レーザー光線、近赤外線光線とストレッチを組み合わせています。
1 初回のみ問診票に記入して頂きます。
2 問診・カウンセリングをおこないます。
(今までの不妊治療期間、どのような診断名、治療をしてきたか、現在の心身の状態、基礎体温表のチェック、
現在の体調を伺います。生活習慣など出来るだけ時間をかけてお伺いして今後の治療計画などを相談します)
3 ベッドにうつ伏せになり、腰の周辺にハリをして低周波を加えます。
近赤外線の光線で腰周辺、下肢(ふくらはぎなど)を温めます。
頸、首、肩、背中周辺にレーザー光線を当てます。
(冷えが強い方には足の裏などにお灸をする場合もあります。)
4 仰向けになり、下肢にハリをして低周波を加えます
お腹、下腹部(おへその下)頸(首)をスーパーライザー(近赤外線の光線)を当てます。
首へ近赤外線を当て脳への血流を良くします。
5 ベッドに仰向けになり腰や股関節、下肢のストレッチをします。
以上が基本的な治療の流れになりますが、どうしてもハリがこわい、低周波が苦手など初回の治療で感じた方は我慢しないで遠慮せずに言って下さい。我慢するとそれがストレスになってしまい治療効果が半減してしまうからです。そういう方は次回から違う組み合わせで対応いたします。
基礎体温表をお持ちの方は毎回ご持参ください。
治療の際に着替えていただいております、着替えはこちらでご用意しております。
(背中の部分がマジックテープになっているので、できるだけ治療部位以外の肌の露出を抑えています。)
女性不妊症へのレーザー治療による効果
ホルモンバランスが改善される。
子宮や卵巣への新しい血管が増殖する。
子宮や卵巣の血流が増える。
子宮がやわらかくなり成長する。
子宮内膜が厚くなり着床しやすくなる。
卵管が太くなり卵子が通りやすくなる。
未成熟卵が成熟卵となる。
採卵の数が増加する。
過剰なアレルギー反応を抑えることで、受精卵が子宮に着床しやすくなる。
流産をしにくくなる。
~参考文献~
「光治療で赤ちゃんができた!」(大城俊夫・蔵本博行 ごま書房)
「婦人病・不妊症の最新レーザー治療」(大城俊夫・蔵本博行 日東書院)